幼稚園の一匹狼親子日記

幼稚園で決して群れない親子の物語

人工授精ではなく体外受精へ

不妊治療の中でよく聞く言葉。ステップアップしましょうって。これってさ、いい意味で捉えると上にいくってイメージだけど、今の治療より高度な治療にした方が良いという判断をされたってこと。
Dr.の判断にもよるし、少しことあたりから治療費っていくらになるんだろう?とか頭の中でぐるぐると考えが巡る。

私が人工授精をしなかったのは、男性不妊に近い原因が見つかり、精子の数が極端に少なかったから。これでは受精するのは難しいという判断だった。体外受精の中でも、顕微受精という方法で私は治療を進める事になった。
今は、もっと高度な治療が沢山あって本当に医学の発達はすごい。

体外受精と聞いて、まず何が1番大変なのか?
色々あるが、大きくは卵子をとる採卵という作業。作業というか、治療になるのかな?
卵子を増やすホルモン剤を飲んで、その間に注射も打つ。副作用で頭痛がしたり、お腹も張る。その後、超音波で確認しながら卵子の数が増えて大きくなっていくと、
卵巣に専用の針のついた器具で卵子をとる。もちろん、診察台で軽いオペに近い感じ。
麻酔をしないでする人が7割位だったと記憶している。だけど、私は一度麻酔なしでやったら過呼吸になって大変だったので、そこからはずっと麻酔をして採卵をしていた。

採卵の回数?ってもう忘れてしまったけど、ざっくりと15回以上かなぁ。
採卵って、毎月はできないもので、卵巣を休ませたり、採卵後に多少の出血があったりもするから、身体に対する負担は大きいと思う。

そういえば、不妊治療と同時期に鍼灸の治療も併用していた。
これはよく聞く話だけど、私も結果的に良かったと思っている。
冷えやすかったり、体調を整える意味でも鍼灸の治療はおすすめ。

私の治療の経験が、どこかで何方かのお役に立てますように。最後までお読みいただきありがとうございます。